SuperFlowerは「理想」ではなく「必要」から生まれました。

熊本地震をきっかけに、仕事を失ったシングルマザーたちと「今、自分たちにできること」を探しながら立ち上げたプロジェクトが、今では多くの人の未来を支える技術となっています。地方にいても、家庭の事情があっても、自分らしい働き方は選べる。SuperFlowerは、そんな選択肢のひとつです。

宮田幸子について

  • 一般社団法人スーパーウーマンプロジェクト 代表理事
  • スーパーフラワー協会 代表
  • MICOHANAブランド 設立者
  • 熊本市出身/シングルマザー/左利き
  • 趣味:乗馬(仲間と馬女会を立ち上げています)
  • 経歴:独学でWeb制作を学び、制作会社勤務を経て独立。
    熊本地震後、被災女性と共に支援プロジェクトを開始。

SuperFlower誕生の背景

2016年の熊本地震で、私自身も仕事はストップ。周囲に頼れる環境がなく、子供を育てながら生活を立て直す必要がある中、同じような状況にある女性たちとSNSを通してつながり、「一緒に何かを始めよう」とプロジェクトを立ち上げました。

支援のつもりが、すぐに現実の壁にぶつかり、商品も売れず、資金も苦しくなり…。

そんな中、ビジネスコンテストをきっかけに支援企業と出会い、そこでの経験が私たちの方向性を定めてくれました。

そして2017年、株式会社レイメイ藤井との出会いから、スーパーフラワーという新たな技術とブランドが誕生しました。

活動と実績

SuperFlowerは、“手作りの美しさ”と“仕事としての実用性”を両立させた、これからの時代にふさわしい新しい技術です。

地域や家庭環境にとらわれず、女性たちが自分らしく誇りを持って働ける、そんな道を広げています。

主な実績:

  • 2019年:株式会社レイメイ藤井と「スーパーフラワー協会」を設立
  • 全国での講座展開(認定講師20名以上、受講者250名以上)
  • ギフト事業:オリジナルのスーパーフラワー胡蝶蘭
  • 2019年:株式会社レイメイ藤井と「スーパーフラワー協
    会」を設立
  • 全国での講座展開(認定講師20名以上、受講者250名以
    上)
  • ギフト事業:オリジナルのスーパーフラワー胡蝶蘭
    全国各地で発送対応」「百貨店を通じた全国展開」
  • イベント装飾・企業エントランス装飾
  • 2023年:ミラノコレクション参加(花びらイヤリング提
    供)
  • 2024年:ブランド「MICOHANA」を立ち上げ、パリコ
    レクションで花をあしらったドレスを発表
  • 2025年:大阪・関西万博 迎賓館装飾を担当

さらに、地方の女性たちが花職人や講師として自立できるよう、スーパーフラワー協会では「講師」「職人」それぞれに応じた等級制度や働き方を用意しています。

ビジネス・芸術・支援を融合したこの取り組みは、今、熊本から世界へとその舞台を広げています。

これからの展望

地方でも、育児や介護の合間でも、女性たちが誇りを持って働ける。

そんな「新しい仕事のかたち」として、スーパーフラワーをもっと広げていきたいと思っています。

講師や花職人といった職業が、いつか憧れの存在として選ばれる日を目指して。

日本から世界へ、もっと多くの可能性を咲かせていきます。

SuperFlowerは「技術」であり、「選択肢」でもあります。

やりたいことがある人にも、これから見つけたい人にも。この花が、誰かの「次の1歩」につながるきっかけになれたら幸いです。