SuperFlowerで活動する人インタビューvol.2

2024.9.12

スーパーフラワーインタビュー第2回は、技術職人 杉村博女さん
「胡蝶蘭と向き合う時間は心を整える大切な時間」

無心に黙々と、好きなことをする時間が大好きです/ Hirome‐Sugimura

東京校3期生 杉村博女さん
1971年1月生まれ AB型


2023年11月にスーパーフラワーのワークショップに参加し、12月から受講スタート。
2024年3月に技術職人になりました。自宅で胡蝶蘭の制作をしています!

岐阜県岐阜市で生まれ育ち、20歳の時に就職で東京に来ました。夫と2人暮らしです。中学生の頃の文集では「生まれ変わったら猫になりたい」と書くほどの猫好き。以前飼っていた保護猫ちゃんは20歳まで生きてくれたのです!最近は、ライブにも行きます。近場でチケットが取れたらお出かけしていますね。

昔から作ることが大好きです

スーパーフラワーに出会う前は、刺繡もしていました。やったことはありませんでしたが、見事にはまっていましたね。2023年10月に勤めていた会社を辞めました。今までは資格もなく、知人の紹介などを介しフルタイムで働いていましたが、自分の時間がもったいないな…とは思っていました。そんな時、家族の体調不良も重なり、様々な不安が募りました。

偶然SNSでスーパーフラワーと出会い、説明会とワークショップに参加。
「また仕事を始めてしまったら、手に職をつけるなんてできなくなるかもしれない…今しかない!」と思い、この世界に飛び込みました。

1週間のスケジュール

毎朝、日記を書いています。『こうなったらいいな』日記。
嫌なことがあっても、書いたことを思い出して「いけないいけない!」と気持ちをフラットにできたり、書いたことがその通りになったり!書き出すことで、自分自身と向き合うことができます。

平日
4日間フルタイムで働いています。残業がある日もありますが、18時に帰宅。元気が残っていれば「花びらだけでも作ろうかな」と少しでも触っています。

土日
在宅で作成に没頭します。合間で買い物に行ったり、食事を作ったりしますが気が付くと作業時間が5、6時間になっていることも!
夫とはそれぞれの好きなことをする時間を大切にしていますが「楽しそうだね!」と言われます。「そろそろやめようかな…」と家事とかをしても「…もうちょっとやろうかな」とまた作成に戻っている自分がいます。

東京校には、月に2回ほどお邪魔しています。

スーパーフラワーでのビッグな出来事


技術職人の資格を取得した2024年3月に「世田谷工房」ができたことです。

胡蝶蘭の需要も増えて、作成の依頼もたくさんいただくので、作り続けられる環境を与えてもらえたことですね。工房がなかったら、また週5日のフルタイムの仕事を探していたと思います。基本は在宅でのお仕事ですし、お花の納品も郵送でできます。

でも、工房に直接お花を納品するときに、他の方とも交流できたり、認定講師の先生からお話を聞けたり、時には一緒にお花の制作をさせてもらったり…

普段一人だからこそ、同じ目標を持った方たちにお会いできるのはとてもいい刺激になります!

好きなスーパーフラワーはやっぱり「胡蝶蘭」

自分ではあまり実感がないのですが、自分が好きで作成した胡蝶蘭が認められて、生徒さんたちの見本にしていただいていると聞いてびっくりしました。

この半年、好きなことをしていただけで…嬉しい限りです。

もう、胡蝶蘭だけずっと作り続けられます!

スーパーフラワーで大切にしていること

楽しい気持ちですね。

元から何かに没頭することで心が落ち着くタイプですが、縁起のいい贈り物として送り出されるお花なので、大切に大切に作り手の気持ちがこもるようにしています。

作る人も、送る人も、もらう人も幸せになれるなんてスーパーフラワーは最高だと思います!

これからスーパーフラワーに出会う人へのメッセージ

今は仕事もしていますが、スーパーフラワーだけでやっていきたいという野望ももちろん持っています。

私はネガティブ志向なので、先にできない理由を並べてしまったり、踏み出せなかったり…人と接することも苦手だったりするので、1人で作業できる「技術職人コース」を選択しました。

でも、スーパーフラワーは「やりたい!」を叶えてくれる世界です。

誰でも活躍できる。

口角あげていこ!どうせうまくいくに決まってる!

興味を持ったら一歩踏み出して、合わなければまたその時に考えればいいと思います。

やってみればいいよ!

どうするかは自分次第なので全力で楽しんで、やれるとこまでやってみましょう!受講中の方も、試験に合格したら終わりではなく、その先もやってみれば新しい自分に出会えると思います。試験に合格しなくちゃ…ではなく、しんどくならない程度に心も体も軽くいきましょう。

職人になっても、時には近くの工房に納品に行ったり、時には先生や他の方たちと一緒にお花の制作をしたり、気分転換しながら続けられますよ。

「口角あげていこ!どうせうまくいくに決まってる!」